消費者金融のリボルビング返済の長所と短所

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私は33歳の地方公務員ですが金融会社のカードローンを急な出費などに利用しています。返済はきちっとしているのですが借入残高がなかなか減らず、いつ完済できるか少し心配になっています。
金融会社の返済方法の多くはリボルビング方式だと聞きましたが、どのような方式なのでしょうか。また、利用者にとってどんな長所や短所があるのでしょうか。

リボルビング払いは一定額か一定割合で支払う方法で長所も短所もある

大半の金融会社では利用限度額の範囲なら何度でも借入と返済が自由にできるようになっており、その支払方法の多くはリボルビング方式になっています。この方式は大きく分けると毎月の支払いを一定額か一定割合で行うもので、タイプとして大別すると定額方式、定率方式、残高スライド方式に分類できます。

定額方式は元利定額方式と元金定額方式に分かれます。前者は毎月一定額を支払いその分から利息を引いて元金の返済に回す方法なので、元金は毎月の返済額分ずつ減っていくものではありません。後者は毎月の一定額にプラスして利息を支払う方法です。したがって、毎月の一定額は元金の返済に回され、それ以外に金利分を支払うので、一定額を同じに設定するなら元金方式のほうが早く完済することができます。

定額方式の特徴は、借入額の総額に対して返済額を少なく設定すると、毎月の返済負担が楽になるというメリットがあります。一方、元金の返済がなかなか進まず完済までの期間が長期に及ぶ、利息の支払いが多くなるというデメリットもあります。

定率方式は元利定率と元金定率に分かれます。前者は借入残高に利息をプラスした額に一定率を乗じた額で返済する方法です。後者は借入残高に一定率を乗じて得た金額にプラスして利息を支払う方法です。定率方式は借入残高に一定率を乗じた金額を返済するやり方なので、どこかの時点で一括返済しないと完済することができない仕組みです。

定率方式の特徴は、借入残高が大きいと毎月の返済額は大きくなり、借入した当初の返済負担が大きくなります。一方、借入残高が小額になれば返済額も少額になっていき、返済の後半になるほど毎月の返済負担が小さくなる反面、なかなか完済に至らないという欠点もあります。

残高スライド方式は借入残高に対応して段階的に返済の一定額または一定率を変化させて、つまりスライドさせて支払いを進める方法で、大きく残高スライド定額方式と残高スライド定率方式に分類されます。これらの方式もさらに元利均等方式と元金均等方式に分かれますが、結果的に定額方式と定率方式の各々のタイプにスライド制を適用した4つの方法になります。

残高スライド方式は一定額と一定率を借入残高に対応させて変化させる方法なので、定額方式及び定率方式の両者の特徴をもっていますが、これらで起こりやすい「返済がなかなか進すみにくい」という短所が改善しやすい点が大きな長所といえます。

カードローンでは多くのタイプで残高スライド方式のリボルビング払いの方法がとられていますが、金融各社によって採用方式は異なることもあります。自分が利用する金融会社やカードローンがどの方式を採用しているのか、どのような長所や短所があるかを担当者などから十分に説明を受けて利用を検討してほしいものです。

◆参考サイト:各社の長所と短所を大手で人気のあるモビットと比較しているサイトです。

リボルビングの便利さを活かして消費者金融を賢く利用しよう!

リボルビングって知ってますよね?!…みなさんがカードで買い物をしたときなんかによく使う「リボ払い」って言うやつです。カードで買い物をよくされる方などは、このリボ払いを上手に活用されていることと思います。

消費者金融でお金を借りた場合、返済は一般的にリボルビングとなります。消費者金融のリボルビングは、融資契約のときに定めた一定の金額を月々支払っていくことであり、たとえば融資をたくさん受けた場合でも毎月の返済額の負担が変わらずに、かつ返済額を一番少なくすれば返済完了までの負担は比較的軽くなると思います。

加えて、同じ消費者金融で追加で融資を受けたとしても、現在返済している返済額に今回の融資の返済額が上乗せされるのではなく、先に決めた返済額に変動が無い点もリボルビングのメリットと言ってよいでしょう。

一方、リボルビングと一口に言っても種類があります。それは元金定額と元利定額の2つです。このどちらのリボルビングを採用しているかによって毎月の返済額が変動しますから、この点は注意しておく必要があると思われます。

この2つで選びたいのは元利定額方式でしょう。そして、多くの消費者金融が残高スライド元利定額方式といったリボルビングをとっていますから、その点は安心できると思います。

残高スライド元利定額方式について簡単に説明すると、まず元利定額とは元利に利息を加えるかたちで最低返済額を決めることです。そして、それに残高スライドが加わることで、つかった融資額によって最低返済額が変わるのです。

たとえば、100万円の場合は最低返済額が月々4万円となり、90万円になると返済額が3万2000円となります。そして、月々の返済額は借りた際の4万円ということですから、90万円のときは返済額のうちの元金へ充てる返済が100万円のときと比べて大きくなるのです。もちろん、元金に対する利息も元金が減ることで減ります。

それゆえ、残高スライドならば返済する期間が長くなっても、その分の利息を払い続ける負担が軽くなってきますのでメリットがあるのです。

以上のように、消費者金融での返済は、残高スライド元利定額方式が一般的となっており、リボルビングと言っても一概に同じではないことから同じリボルビングでも返済の負担がなるべく少なく済む方式をチョイスすることが消費者金融の賢い利用法と考えられる訳なのです。

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